こんにちは、実験室長の「Z」です。
片身の狭いお小遣い制サラリーマンでありながら、日々「節約・節税・ポイ活・投資」を駆使し、10〜15年後のサイドFIREを目指して泥臭く資産形成の実験を繰り返しています。
前回の記事では、巷で悪名高き(?)「毎月分配型投資信託」に潜む最大の謎――「通常分配金」と「特別分配金(元本払戻金)」の違いについて、身銭を切って解明しました。「分配金がたくさん出た!」と喜んでいても、それが自分の元本を削って払い戻されているだけの「タコ足配当(特別分配)」だったら意味がない。そんな投資のリアルな罠を学び、一段賢くなった我が実験室。
そんな矢先、実験室に「想定外のボーナス(原資)」が転がり込んできました。
今回は、この原資を全額使って仕掛けた、「dポイント×毎月分配型投信」の再投資ブースト実験の模様をお届けします。果たして、我が家の「ミニ雪だるま製造機」はどこまで大きくなるのでしょうか?
目次
- 降って湧いた軍資金!NTTからのdポイント配当
- 実験実行!端数まで使い切った泥臭い配分ロジック
- 仮説と予測:6月の分配金は月84円になるか?
- 見落とせない「罠」:特別分配金の落とし穴
- 次のフェーズへ:クレカ積立×dポイントの再投資ループ計画
- まとめ
1. 降って湧いた軍資金!NTTからの「dポイント配当」という名の劇薬
事の始まりは、2026年6月中旬。自宅に届いた一通の封筒でした。
日本を代表する通信インフラ企業、NTT(日本電信電話)からの株主配当(dポイント進呈特典)が届いたのです。
- 私の口座に:3,000pt
- 子供の口座に:1,500pt
- 合計:4,500pt
【サラリーマン投資家Zの心の声】 「き、きた……!持ち出し0で手に入った、純度100%のあぶく銭(失礼、貴重な配当特典)だ!!」
普通なら「ちょっといいランチを食べようか」とか「コンビニのスイーツで贅沢しよう」となるところですが、ここは『サラリーマンのマネー実験室』です。 この降って湧いた4,500ptを見た瞬間、私の脳内には「これを毎月分配型投信の実験に全ツッパしたら、複利の雪だるまはどれくらい加速するのか?」という仮説しか浮かびませんでした。
お小遣いから現金を捻出するのは痛いですが、ポイ活や配当で得たポイントなら、いくらでも過激な実験に投入できます。これこそがポイ活投資の真骨頂です。
- dポイントで投資信託が買える仕組み(マネックス証券)
dポイントは、マネックス証券でdポイント連携を設定することで、1ポイント=1円として投資信託の購入代金に充当できます(2026年6月時点の情報。手続きや条件の最新情報はマネックス証券公式サイトでご確認ください)。
2. 【実験実行】マネックス証券の舞台裏。端数までかき集めた泥臭い配分
さっそく、私がポイント投資の主戦場としているマネックス証券のアプリを開きます。
ターゲットは、現在実験運用中の「毎月分配型投資信託×2本」(※信託報酬や分配健全性をチェックするために選んだ2銘柄です)。
ここで私の「ケチなサラリーマン魂」に火がつきました。NTTからの4,500ptだけでは飽き足らず、手元のdポイント口座に残っていたポイ活の端数もすべて計算に組み込むことにしたのです。
最終的な軍資金の配分ロジックは以下の通りです。
今回のポイント投入の数式
- 第一弾投入: 2本の投信に、まずはきれいに2,000ptずつ(計4,000pt)を割り振る。
- 残高の限界突破: NTTの残高(500pt)に、手持ちの生活ポイ活で貯まっていた端数ポイント(126pt)を強引に合流させ、合計626ptを錬成。
- 第二弾投入: この626ptを綺麗に2等分し、313ptずつをそれぞれの投信に追加投入。
結果として、今回のNTT配当祭りを経て、2本の投資信託への追加投入額は、それぞれ2,313ptとなりました。
ここに、5月時点で実験的に仕込んでいた元々の残高115ptが合流します。
- 5月時点の残高: 115pt
- 今回の追加投入: 2,313pt(2,000pt + 313pt)
- 2026年6月16日時点の合計: 2,428pt(1本あたり)
| 銘柄 | 5月時点残高 | 今回追加 (第一弾) | 今回追加 (第二弾) | 6/16時点 合計投入額 |
| インベスコ全世界厳選株式ファンド | 115 pt | 2,000 pt | 313 pt | 2,428 pt |
| WCM(ネクストジェネレーション) | 115 pt | 2,000 pt | 313 pt | 2,428 pt |
画面上で「注文完了」の文字を見たとき、妙な達成感に包まれました。

「4,500ポイント」という、サラリーマンにとっては小さく見える数字。しかし、これを仕組み(実験室)に組み込むことで、ここから先、毎月チャリンチャリンと現金を 生み出す装置へと変貌を遂げたのです。時価総額もプラス方向です。
3. 【仮説と予測】6月の分配金はどうなる?皮算用と、忘れてはならない「罠」
さて、実験室として最もエキサイティングな「仮説(皮算用)」の時間です。
今回の大量投入によって、次回の分配金は一体いくらになるのでしょうか?
5月時点の超ミニマムな実績をベースに、単純な比例計算で6月の分配金を予測してみます。
5月の実績データ(基準)
- 保有ポイント:115 pt
- 受け取った分配金:2 円
ここから導き出される1ポイントあたりのリターンをベースに、現在の2,428ptでの期待値を計算します。
6月の分配金予測(1本あたり)
予測分配金=2,428/115×2≒42.22
小数点以下を切り捨てて、1本あたり「42円」。
2本合計で、毎月84円の分配金が期待できるという計算になります!
「なんだ、たったの84円かよ」
そう思った方もいるかもしれません。しかし、打たれ強いサラリーマン投資家Zは声を大にして言いたい。
元手は「NTTからもらったポイント」と「日常のポイ活の端数」です。つまり、私の財布からは1円も減っていません。完全に自己資金ゼロの状態で、毎月うまい棒が8本(あるいはちょっとしたガム1個)が永久に実る木を植えたようなものです。
【注意】ただし、これは「甘い罠」かもしれない(批判的考察)
ここで調子に乗ってはいけないのが、前回の学びです。
この「42円」という予測は、以下の2つの前提条件がクリアされて初めて成立します。
- 投資信託の運用が好調で、1万口あたりの分配金原資(2円相当)が維持されること。
- 支払われる分配金が、元本を削らない「通常分配金」であること。
もし、この投資信託の基準価額がこれから暴落すれば、分配金は「2円」から引き下げられる(減配)可能性があります。さらに最悪なのは、基準価額が下がったことで分配金が「特別分配金(元本払戻金)」に切り替わるケースです。その場合、私は「せっかく投入したdポイントが、ただ現金に形を変えて目減りしながら戻ってきているだけ」という、不毛な自転車操業に陥ることになります。
今回の予測値「42円」はあくまで現時点の最新データ(2026年6月中旬時点)に基づく推測であり、今後の運用結果を厳密にファクトチェックしていく必要があります。このワクワクが恐怖に変わるか、それとも歓喜に変わるか。これこそが実験の醍醐味です。
4. 【今後の展望】7月始動。クレカ積立×dポイントの「永久機関」化計画
今回のNTT優待による一括ブーストは強力でしたが、これは数年に一度しか使えない「単発のイベント」に過ぎません。実験室が目指すのは、安定的かつ自動的に雪だるまが巨大化していく「永久機関(再投資ループ)」の構築です。
そこで、2026年7月度から、いよいよ次のフェーズへ移行します。
「カード積立による定額ポイ活投資ルーティン」の始動です。
具体的には、毎月1,000円(または相応のポイント)のカード積立を愚直に実践していきます。
これにより、以下の「雪だるま製造サイクル」が自動的に回り始めます。
- カード積立を実行(毎月定額)
- 積立の特典としてdポイントが毎月自動で付与される
- 付与されたdポイントを、間髪入れずに毎月分配型投信へ再投資
- 投信の元本が膨らみ、毎月の分配金(現金)が増加
- 増えた分配金をさらに次の投資へ……
現金を直接ガツガツ投入する馬力はありませんが、サラリーマンの日常生活(買い物、光熱費決済など)から滲み出るポイントをこのサイクルに流し込むことで、私の「マネー実験室」は確実に、一歩ずつですがスケールアップしていきます。
目標は、この雪だるまをどこまで大きく育てられるか。
目先の数十円に一喜一憂しつつ、裏側にあるロジック(分配健全性)からは目を光らせ、次回7月の「結果報告」でまたお会いしましょう。
基準価額よ、下がらないでくれ……!と祈りつつ、実験を継続します。
(※本記事における分配金予測や運用利回りは、過去の実績値に基づく2026年6月時点の推測であり、将来の成果を保証するものではありません。投資は自己責任で計画的に!)

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